相模原障害者殺傷事件から８年となる、７月２６日。

　トピックスで告知した通り、相模原事件を忘れないためのアピール活動を実施しました。

　普段より遅い時間に始め、最近購入したテントを設置し、極力影を広げましたが、暑いものは暑いのも事実。

　汗を拭いながら、まずは黙とうを捧げます。

 

　

　今回のメインは、事件で亡くなられた１９名へ宛てた手紙の読み上げと投函。

　多くの当事者メンバーやスタッフが公園を訪れ、この日のためにしたためた手紙を読んでくれました。

　皆さんが持って来てくれた手紙は、責任を持ってやまゆり園へお届けしました。

 

　入所施設から、当法人のグループホームへ移行されたばかりの伊藤さん。

　アピ活のことを知るや否や、手紙を用意し、歌の練習もして来てくれました。

　若い当事者メンバーが積極的に参加してくれるのは、頼もしいことです。

 

　伊藤さんも練習してくれた『１９の軌跡』を、みんなで歌いました。

　冷却グッズを使いながら、みんな頑張ってくれましたが、流石にこの暑さは如何ともし難く、この後は予定より早く終了しました。

 

　他団体にも参加を呼びかけましたが、残念ながら、当法人のメンバーのみでの活動になりました。

　年々厳しさを増す酷暑の最中では、無理からぬことでもあります。

　当法人も、来年もこの形で実施するかは、検討しなければなりません。

　とはいえ、時間の経過と共に世間から忘れられていくこの事件を、事件が起きた日に、忘れていないと声を上げること自体は、続けていきたいと思います。