毎月２６日頃に実施している“相模原事件のアピール活動”は、これまでピア・エンジンが主体で実施してきました。

　しかし今年からは、エンジンに通所している当事者メンバーを加えた『アピ活隊』を発足させ、当事者メンバーに主体を担ってもらうことにしました。

 

アピ活隊 発足時メンバー

 

　「相模原事件を風化させない！」「優生思想を決して許さない！」「１９人を決して忘れない！」「障害者を不幸と決めつけないで！」「こんな愚かな事件はもう二度と起こってほしくない！」といった強い気持ちを、長居公園の一角から発信しています。

 

　１月２６日に実施したアピ活隊は、役割分担の明確化、内容文を簡潔にしたものの作成、シュプレヒコールのフォロー、最初と最後の挨拶文の読み上げ担当者の順番を決める等しました。

　まずはアピール活動の趣旨説明を読み上げ、新人職員の生ギターをバックに『19の軌跡』(歩笑夢)をみんなで合唱。

　そして“地域で楽しんでいる事やこれからやってみたい事” 等のインタビューをして、シュプレヒコール！

　１月ということで寒空での実施となりましたが、各部署から当事者、健常者職員も参加しました。

 

　アピール活動を終えた参加者で振り返りの意見交換では、

「やっぱり役割があった方がみんな分かりやすいかな」

「シュプレヒコールで太鼓を二回鳴らせばいいと思う」

　といった意見が出ました。

　毎回振り返りを作る場を設け、新人職員をはじめとした法人全体や、外部団体を巻き込みながら、充実したアピール活動を目指していければと思います。