あいえる協会活動ブログ

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すやすやと気合ポーズが楽しい学習会でした!【動画あり】

あいえる協会 2024年8月27日

 7月26日のアピ活を控えた7月22日、Zoomを活用して、相模原障害者殺傷事件を風化させない為の法人内学習会を、ピア・エンジンが中心となって行いました。

 今年は、重度の知的障害があり、事件当日にやまゆり園で生活していた尾野一矢さんと、その支援者の大坪寧樹さんをお招きしました。

 一矢さんは、犯人に刺され、生死の境をさまよいながらも、結束バンドで両手を縛られた職員に携帯電話を渡してくれた人です☎

 

 まずは一矢さんが大好きな曲を流し、一矢さんと大坪さんのお二人が写っているNHKの映像を流しました📺

 一矢さんは現在、支援者の協力を得ながら、地域で一人暮らしを満喫されています。

 この動画の後、一矢さんとの関わりから見えてきたものや、対等な介助の在り方などを、大坪さんから話して頂きました。

 一矢さんも頑張って参加してくれていたのですが、言葉だけのやり取りに退屈されたのか、すぐにすやすや眠っておられました💤

 大坪さんによると、大勢が見ている大学の授業であろうと、知事や教授といった偉い人の前でも、一矢さんはお構いなしだそうです。

 

 しかし、トイレに起きた後、急に喋っている大坪さんの前に立ち、自分のズボンを何度も引き上げるポーズをとり始めました👖

 私は、思わず「あ、やばい!どうしよう!」とびっくりしました!😲

 でも、これは気合を入れるポーズだそうです。

 私はなぜか、一矢さんのこの気合ポーズに納得して、ニンマリしてしまいました😀

 なんて一矢さんらしい気合ポーズなのか?!と、どんな言葉よりも一矢さんらしい表現なのかと感動しました😿

 

 最後に、毎月アピ活でみんなで歌っている事件の歌「19の奇跡」を唄って終わりました。

 楽しい中にも、いろいろ気付きや学びがあった学習会でした📖