あいえる協会活動ブログ
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天下茶屋中学校の1年生と交流しました
あいえる協会 2017年2月21日
去る2月10日、西成区社会福祉協議会からの依頼で、天下茶屋中学校の生徒さんとの交流に行ってきました。
前半は法人の紹介をして、障害者に関するマークのクイズに答えてもらいました。
実際に交流で使用したクイズから、一つ出題します。
上記のマークの名前は、以下のうちどれでしょう?
A.障害者のための国際シンボルマーク
B.車いす専用マーク
C.マッサージチェア
正解は…Aの「障害者のための国際シンボルマーク」です。
Bのような車いすの方専用のマークと思いがちですが、このマークは車いす利用者に限らず、全ての障害者に向けて、障害者が利用できる建物・施設であることを表したマークです。
ちなみに、交流には100名近い生徒さんが参加されていましたが、正解したのは1名だけでした。
後半は、当事者1名+生徒さん数名のグループに分かれ、質問用シートを元に、生徒さんから当事者へ色々と質問してもらいました。
普段の生活の仕方や、外出先、好きなこと、困っていること、などなど…。
中には、同じ趣味同士で語り合うグループもあり、交流を通じて生徒さんと当事者の距離が縮まったように感じました。
今回の交流に対する学校側の思いは、「身体面での違いがあっても、人として共感でき学ぶところがあることを知り、認め、自分ができることを考える機会にしたい」でした。
当事者が語った「困っていること」の中には、「車いすでは落としたものを拾えない」や「猛スピードの自転車に追い抜かれるとヒヤッとする」といった、中学生でも何かできそうな、身近な問題もあります。
とても熱心に参加してくださった生徒の皆様なら、きっと自分にもできることを考え、実行してくださるだろうと信じています。
今回の交流を通じて、少しでも障害について理解を深めていただけたのであれば、幸いです。
今後も、こういった機会には積極的に参加していきたいと思います。