「ヒヤリハット」という言葉を聞いたことがあるでしょうか？

　事故に至らなかったものの、事故に繋がる可能性がある危険な状況が発生した際に用いられる用語です。

　介助の現場でも、事故を未然に防ぐためのリスクマネジメントの一環として「ヒヤリハット」という概念が、重要な役割を果たしています。

　ヒヤリハットの共有は、介助の現場での安全対策を改善し、より良いサービスを提供するための重要な手段です。

　例えば、転倒や転落を防ぐための環境整備、誤嚥を避けるための食事介助の工夫、介助ミスを減らすための研修の実施など、ヒヤリハットから学び、事故を減らすための具体的な対策が考えられます。

　介助の現場でのヒヤリハットの事例を共有し、それを教訓として、介助者の意識向上やサービスの質の向上につなげることができるのです。

 

　あいえる協会、ヘルプセンター・ホップでも「ヒヤリハット」を活用しており、介助者に事故にはならなかったが危なかったこと、気になっていることを報告していただき、対策の検討と実施を行っています。

　報告の手段として、ヒヤリハット報告用紙の配置に加え、メールでの報告がしやすくなるように、QRコードを使用しての報告方法を開始しました。

　QRコードを読み取るとメール画面が開き、ホップ事務所にメール送信ができます。

 

　「誰が」「いつ」「どこで」「なにがあったか」を意識して報告すると、読んだ人が状況を理解しやすくなります。

　十分に注意をしていても、些細なことから事故・トラブルが発生する可能性があります。

　誰の失敗かは問題ではなく、誰にでも起こる可能性があることをそのままにしてしまうことが、事故などの大きな問題に繋がります。

　ヘルプセンター・ホップでは、些細な事でも、安心安全のサービス提供のために、介助者の皆様にご協力をお願いしています。

　また、更に利用者と介助者の皆様が、安心安全に支え合えるように、満足度調査も実施していきます。

 

　ヘルプセンター・ホップでは、日々の生活を支えるヘルパーを募集しています。

　週一回の勤務からでも可能です。未経験、無資格の方からのご相談もお待ちしております。

　介助という仕事を通じて、一緒に笑顔の花を咲かせましょう！！