７月３日、ピア・エンジンのメンバーで、久しぶりにバリアフリー探検隊を実施しました。

　今回は二手に分かれ、それぞれ『ラーメン』と『喫茶店』を求めて、エンジンを旅立ちました。

　しかし『喫茶店』のチームは、喫茶店には入店を断られてしまい、次に行った焼肉屋には入店出来たものの、ブログへの掲載を断られてしまいました。

　この記事では、何とかブログ掲載にこぎつけた『ラーメン』のチームの様子を紹介します。

 

　JR長居駅から長居商店街へ向かう途中に位置するラーメン屋『亀吉』。

　ネットで調べた時は、車いすで入れるか少し心配でしたが、結果が見えている場所に行っても調査にはなりません。

　何も食べられずに帰る覚悟で、入れるか聞いてみると……。

 

　テーブル席が空いたらOK、と返事を頂きました。

　まずは安堵し、日陰で待ちます。これが本当の『まち中華』ですね。

　そして数分後、テーブルが空きました。

 

　入口はややギリギリですが、入ることが出来ました。

　カウンターにぶつからないよう、気を付けながら移動します。

　テーブル席と椅子は動かせるので、店員さんがテーブルを少し壁側に寄せてくれました。

 

　

　無事に入店完了！

　テーブルに着くまでは、毎回ドキドキしますね。

　今回は車いすの当事者が一名でしたが、二人目以降はテーブルとカウンターに挟まれる形になるので、少し厳しいかもしれません。

　車いすで入店出来ることは判明したので、ここからは『味』の調査です。

 

　当事者メンバー二人が注文したのは、夏の定番、冷やし中華のセット。

　明太子ご飯に唐揚げもついて、コスパ抜群の８８０円。

 

　スタッフが注文したのは、お店の看板メニュー、亀吉ラーメンと……

 

　単品ならなんと５００円、博多ラーメンの半チャンセットでした。

 

　

　亀吉ラーメンは中太麺、博多ラーメンは細麺でした。こうして並べてみると、一目瞭然ですね。

　ボリュームには圧倒されますが、豚骨ベースの優しいスープで、意外とスルスルお腹に入っていきました。

　写真を見るとお分かりの通り、チャーハンが『半チャン』にあるまじき量ですが、まさしく王道町中華の味で、飽きが来ません。

　時々紅しょうがを挟むと、清涼感のある酸味が口の中をリセットしてくれて、何度でも食欲が湧きました。

　この量のチャーハンが２８０円でつけられるなら、何度でもリピートしてしまいそうです。

　何より、これで『半チャン』なら、チャーハン単品で頼むとどうなってしまうのでしょうか。興味は尽きません。

 

　

　『麺が食べたい』と、今回の調査を決めた酒井さん。

　ご満悦の笑顔です。

 

　満足げな柴さんを撮ろうとしたら、スタッフが腰サポーターを緩める瞬間まで映ってしまいました。

　食べ盛りですね。

 

　ボリューム満点の町中華に、大満足のピア・エンジンメンバー。

　「次はシェアしてもええな」と、柴さんは早くも次のことを考えているご様子。

　厨房の様子が見えていた酒井さんは「僕もチャーハンを作ってみたい」と、興奮気味に話していました。

 

　『亀吉』さん、ありがとうございました。