あいえる協会活動ブログ

活動内容から日常の出来事まで、いろいろな「あいえる協会」をお伝えします!

野田さんに聞いてみよう!!

あいえる協会 2023年10月10日

 障害者の方が地域で生活するうえで欠かせない“介助者”。

 どんな人が働いているの?

 今、サポートスタッフとして働いてくれている野田さんに聞いてみました(*^^*)

 ※サポートスタッフとは、ヘルパーの仕事や、生活介護事業所の生活支援員などを担うスタッフのことです。

 

木々に囲まれた場所で介助中の1枚。左側が野田さんです。

 

前職はなにをされていましたか? また、この仕事を始めようと思ったきっかけは?

 

 以前は、福井県で飲食店を20年経営しておりました。

 きっかけの1つは、新型コロナや社会情勢の大きな変化等があり、福井県から関西へ帰郷すると決めた事です。

 これまでも長女がダウン症で、その成長を通して障害者支援事業に触れる機会が多くありました。

 どうせならとこの機に、福祉未経験の50歳ですが、思い切って興味があった職種に転職した次第です。

 また長女を通して関わりのあった担当職員の方々、他の障害を持つご家族の方の印象が好印象だったのも、きっかけの1つだったように思います。

 

仕事を始めて驚いたことはありますか?

 

 介助そのものについては、いろいろな気づきはありますが、驚いたというようなことはありません。

 それよりも、自身が経営者でしたので、労働環境について概ねきちんと守られていることが驚きでした。

 飲食業では、労働環境のコンプライアンスをきちんと守る事が大変だったことを、思い返しました。

 

介助中に心がけていることはありますか?

 

 目の前の利用者さんに興味を持ち、コミュニケーションをきちんととるように心がけています。

 利用者さんが気になっている同じ事を何度も聞く事や、内容が聞き取りにくい時などもありますが、まずしっかり聴く。

 その場を盛り上げるということではなく、静かな環境を好まれる方もいらっしゃると気づいてからは、それぞれの利用者さんが求めるようなコミュニケーション量や形になるよう、タイミングやバランスを大切にしています。

 

今後、利用者とやってみたいことはありますか?

 

 車いすを利用したときに、バリアフリーが進む都市部での活動が多くなりがちなので、選択肢として自然や田舎へ出かける。

 インドアでは、料理やおしゃべり・コーヒータイム・ゲームなど、一般的な楽しみの中で、自分が対応できる選択肢を増やしたいと思います。

 

最後に一言!!

 

 重度訪問介護を検索すると、概ね仕事内容がわかります。

 私の場合は、その言葉を知らないくらい無知な状態での転職でしたので、障害者の介助などの知識の少ない方は、是非検索してみてください!

 と、以前の私にもアドバイスしたいです(笑)

 

野田さん、ありがとうございました!

ホップでは一緒に働く仲間を募集中です!

最後まで見ていただき感謝しています(*^^*)