あいえる協会活動ブログ
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♡作業療法士の研修会に呼ばれて!♡
あいえる協会 2023年10月19日
この記事は私が書きました:みっちゃん
日本作業科学研修会第26回学術大会の二日目(10月8日)に行われたシンポジウムに、招かれて発言してきました。
このシンポジウムのテーマは、『作業権はすべての人に~自分らしく生きる道を築いてこられた当事者の方々と~』というものでした。
学術研修会という難しそうな場所で、いったい私は何を喋ればいいのか⁈そもそも、こんな大会からなぜ私が呼ばれたのか!と違和感がありました。
「この違和感は大事」だと、打ち合わせの時に、事務局の方からも言われました。
作業療法士や理学療法士などの医療関係者から見た障害の捉え方は、まだまだ直さなければならないもの、あってはならないものというイメージが強く、障害を否定する考え方がほとんどだと思うのです。
障害の捉え方には、それなりの治療や改善は必要だと思いますが、障害はあってもいいし、障害とともに生きてゆく考え方を元になっていない大会だから違和感があるのだと、思いました。
このようなシンポジウム当日に、私が発言させてもらった内容は、私がどうやって生きてきたのか、そして優生思想や旧優生保護法、出生前診断などの問題で障害者は、まだまだ殺される側にいるのだと伝えました。
そして、障害を抱えながら豊かな暮らしを実現してきたことや、作業療法士などの方々が実習先としては、なぜ入所施設がほとんどなのか!それがおかしいと思うし、もっともっと地域で障害とともに素敵な生活を実現できている暮らしを実習先にどんどん入れていくべきだと伝えました。
でも、このようなシンポジウムをきっかけに、作業療法士や理学療法士の皆さんも、障害はあってもよい存在として受け止めていける社会つくりに向けて、共に歩めたらいいな~と思ったひと時でした😊