あいえる協会活動ブログ
活動内容から日常の出来事まで、いろいろな「あいえる協会」をお伝えします!
“ヘルパーさん”と地域で“自分らしい生活”を!~藤本さんの“好き”に迫ってみた!!~
あいえる協会 2021年6月16日
障害当事者の方の“好き”や“楽しい”を実現させるために実際にヘルパーさんがどのようなことをしているのか??をモットーに藤本さんの生活を取材していく今年度の連載。
今回は藤本さんが通っておられるサークル活動について迫ります!!(取材者:中野)
藤本さんは文章を書くことが大好き!
20000文字を超える大作の小説などもコツコツと作成されています。
そんな作品を定期的に披露するのが、所属されている“文章のコツ講座”サークル、略して文コツ!!
サークルに参加される藤本さんに特別に密着させて頂きました(*^^*)
ヘルパーさんと一緒に電車を二本乗り継いで会場へと向かいます。
もちろん感染対策もばっちり☆
講座では藤本さんに代わってヘルパーさんが原稿を先生と生徒さんの前で朗読します。
みんなに自信作を聞いてもらってニコニコの藤本さん、素敵な笑顔を向けてくださいました(*^^*)
講座の先生や生徒さんからいただく細かな指摘やアドバイス、感想等をヘルパーさんがノートに書き留めます。
藤本さんは書き留めたものを参考に、次回作の構想を練っていきます。
帰りの電車で皆さんからのたくさんのアドバイスをみてテンションが上がる藤本さん⤴⤴⤴
文章講座は夜に開催されているので、その日はあらかじめ普段の夜より介助の時間を少し長くとっています。
そのため、講座に参加した後帰宅して夕食、入浴なども行う事ができます。
杓子定規に毎日同じ時間に夕食や入浴を行うのではなく、本人さんのやりたいことがどうやったらできるのか?を一緒に考え、必要に応じて必要な時間にヘルパーさんに入ってもらえるよう派遣の調整をしています。
障害者の方も、健常者と変わらず、同じ毎日ではなく、その日その日の予定を楽しく過ごしています。
介助内容は決まっている!いつもこうだからその通りにしなければいけない!ではなく、本人さんがその日どう過ごしたいのか?何をしたいのか?その気持ちをくみ取り、引き出し、その想いに応えていくにはどうすればいいのか??を一緒に考えていくのもヘルパーの仕事の一つなのだと思います。
今回は通っておられるサークル活動を通して、障害者の方の“好き”に寄り添うヘルパーさんの姿を紹介しました。
次回は藤本さんの趣味の一つである“執筆活動”に励む姿を通してヘルパーさんの仕事に迫っていけたらと思います。
お楽しみに(*^^*)
~あなたも誰かの力になってみませんか?~