あいえる協会活動ブログ

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故田中冨美男さんの貼り絵に込めた思い!

あいえる協会 2021年6月18日

 コロナ禍により自宅待機が続く中、ライフ・ネットワーク通所者の一人、片山さんが、貼り絵の大作を作ってくれました。

 貼り絵に描かれているのは、一昨年に亡くなられた利用者、田中さん

 グループホームほんわかに初めて入居者された方の一人でした。

 どのような思いで、この貼り絵を作られたのか。5月末、片山さんに話を伺いました。

 

 私と田中冨美男さんとの出会いは、身障センターに入所していた時でしたが、当時はほとんど話す事がありませんでした。

 冨美男さんと話すようになったのは、あいえる協会の支援を受けて地域移行してからでした。

 同じ施設出身、同じ年代、同じたばこ仲間だった事もあり、親しい存在でしたが、一昨年、冨美男さんが残念なことに他界されました。

 現在、コロナ過の影響で自宅待機中、下絵をライフ職員さんに書いてもらい、訪問した職員さんや支援員さんのサポートを受け、冨美男さんの様々な思い出を浮かべながら、約一か月かけて作っていました。色は、自分で選んでいます。

 冨美男さんとの一番の思い出は、あいえる忘年会での漫才でした。両方でボケと突っ込みをやって、出来は上々でした。会場も結構ウケました。

 今は、6月の“梅雨”に向けて、アジサイと雨を題材に切り絵をボチボチ描いています。

 今後も様々な貼り絵や漫才等に取り組んで、楽しんでいきたいです。

 

片山さんが作った貼り絵の高画質版は、こちらからご覧ください。