１１月８日、ライフサポート協会からの依頼で、建国小学校の４年生と交流会をしました。

　授業二つ分の９０分を頂き、普段よりたっぷり交流することが出来ました。

 

　紙芝居は、生徒さん達の先輩にあたる、建国高校の生徒さんに絵を描いてもらった『服や下着に名前が？！』を含めた二本立て。

　普段目にすることが少ないであろう太鼓や銅鑼、拍子木を、興味深そうに見ておられました。

 

　恒例の当事者メンバーに関するクイズ大会で盛り上がった後は、紙芝居を上演する側の体験会。

　ナレーション役や拍子木役は特に立候補が多く人気でしたが、他の役もしっかり演じてくれました。

 

　

　グループに分かれての交流は、生徒が２５人しかいないので、より濃いものになりました。

　電動車いすに乗ってみたり、手動車いすを押してみたりと、少人数ならではの体験も盛り上がりました。

 

　建国高校とは、２年前から紙芝居の絵を描いて頂き、交流会もしましたが、小学校とはこれが初めてでした。

　今回の交流で印象的だったのは、日本語を話すことが難しい生徒さんの言葉を、他の生徒さん達が口々に通訳してくれたことです。

　１０歳でバイリンガルというのも驚きですし、きっとこれが『当たり前』なのだろうなと思うと、尚のこと驚きました。

　この交流を機に、障害者が地域で生活していることも『当たり前』に思ってもらえたらと願うばかりです。