あいえる協会活動ブログ

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地域学級に参加して ~避難訓練の続きの話~

あいえる協会 2024年1月9日

この記事は私が書きました:みっちゃん

 

 前回のブログで、避難訓練に行った時に帰らされた問題を書きました。

 この問題は大きな課題だと思ったので、住吉区役所の防災担当である地域課に電話で伝えました。

 すると、下記のような回答がFAXで早速届きました。

 内容を読んでみると、私の地域の防災担当の方に、この課題を伝えてくれたようです。

 

 平素は、大阪市政および住吉区政にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 令和5年11月20日付でお寄せいただきました件について、次のとおり回答いたします。

 

 令和5年11月11日(土)の住吉区総合防災訓練において、一時避難場所へ向かわれた際に帰るように言われ、訓練に参加できなかったことに関しまして、ご不快な思いをされたことにお詫び申し上げます。

 一時避難場所では、町会ごとに訓練を実施されており、自主防災組織である町会役員等の方が対応されたものと存じます。対応された方は、気遣いのうえで発言されたことと存じますが、ご意見のとおり参加される意向を尊重して対応していく必要があると考え、当該地域の町会役員等へ丁寧な対応と配慮をしていただきたい旨をお伝えしております。

 住吉区では地域見守り支援システムにおいて、災害時の要援護者支援に向けて日頃から地域での顔の見える関係を構築していただくよう地域へお願いしているところですので、今後も積極的に訓練へお越しいただいている要援護者の方に対して、訓練への参加や訓練をきっかけとしたつながりづくりを推進していただくよう、引き続き地域へ働きかけてまいります。

 また、小学校等の災害時避難所における備蓄物資には、折りたたみ式ベッドや障がい者用簡易トイレ・テントセット等も配備しておりますが、全ての障がいに対応するものではないと考えております。そのため、住宅避難等が困難で災害時避難所に避難されたものの災害時避難所では生活に支障のある方は、保健師等によるトリアージのうえ、福祉避難所や緊急入所施設へ移動していただくこととなります。

 

 今後とも大阪市政・住吉区政に対しまして、より一層のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 区役所の地域課が早速伝えてくれたことは良かったと思っていますが、言葉での注意だけでは、どれだけ伝わっているのか、大変疑問に思います。

 やはり、その防災委員さんに実際に私から伝えたいと思いました。

 

 そんなことを考えていると、避難訓練の時に出会った女性部の班長さんが、苅田南地域活動協議会主催の地域学級の案内状を、わざわざ私の自宅に持ってきてくれました。

 その内容は、住吉区役所防災担当による、女性を対象とした「災害への備え及び、女性や子育て家庭に配慮した避難所環境について」という防災講和でした。

 私の今回の防災訓練の内容と重なるではありませんか!

 グッドタイミングだったので、参加しようと思いました。

 でも、この日のこの時間は介護保険なので、外出が出来ないという問題に、またまたぶち当たりました。

 なので、ケアマネージャーに相談して、重度訪問介護に切り替えて、違う事業所からの派遣に調整しました。

 たまたま急な調整だったけど、事業所とヘルパーさんが見つかったので参加することができました。

 そして、この地域学級で区役所の地域課の方と会うことが出来、防災訓練の時に帰らされた件について謝ってくれて、今後もどんどん参加して欲しいと言われました。

 

 この地域学級では、防災のことについて一時間ほどお話がありました。

 3~40人くらいの女性が参加していました。おそらく主婦の方が多いと思います。

 でも、車椅子は、私一人だったことと、一番前の席で参加したので、目立っていたと思うし、私の住んでいる地域の皆さんに私の存在を知ってもらえた良い場になったと思います。

 また、私はこの日、聞いてみたいことをまとめた文書を、担当者に渡しました。現在、回答を待っているところです。

 

●苅田南地区の避難訓練に車椅子の方など障害者の方は、今まで参加しておられますか?

●回覧板では、避難訓練の時、まず一時避難所に集まると書いてあったのですが、実際に一時避難所に集まっているのですか?

●大地震で大和川に津波が来た場合、エレベーターが何分ぐらいで止まりますか?

●苅田南地域に災害時の備蓄品で段ボールのベッドや、車いす用トイレなどがありますか?

●避難訓練に車椅子などの高齢者や障害者が参加したくても、介護保険ではガイドヘルパー制度がありませんし、介助がいる人は介助者が必要ですが、どう考えておられるのですか?

●高齢者社会で災害時の要援護者の避難時の介助のお手伝いなどが、出来ない地域が増えてきていると思います。そんな課題の解決方法の1つとして、その地域の中学生などに手伝ってもらい、実際に避難訓練に中学生が参加している取り組みを進めている地域があることをご存じですか?(ゆめ・風募金の活動)

 

 それから、びっくりしたことがあったのですが、この地域学級が終わった後に、500円が入ったポチ袋を、自宅までわざわざ持ってきて下さりました。

 この500円は、参加者の皆さんに渡しているそうです。

 何かの学習会に参加した時は、参加費を払うのが当たり前だと思っていた私は、「地域の集まりって!?儲かるんだ!」とおもわず思ってしまいました。

 頂いたことは、とても嬉しかったのですが、その本当の理由は、未だに分かりません!

 皆さんはこんな体験、したことありますか?

 地域で暮らしている私にとって、初体験の一つになりました!!!